放射線科
放射線科は、画像診断や画像を用いた治療を専門とする診療科です。X線、CT、MRI、超音波、PET など多様な検査機器を用いて、体内の異常を詳細に評価します。がん、脳・心臓・肺疾患、骨・関節の異常など、さまざまな病気の早期発見に重要な役割を果たします。
当院では、X線、CTを使用して画像診断を行っています。
頭部CT検査でわかること
頭部CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を用いて頭部を断面画像として映し出す検査で、脳の異常を短時間で安全に確認できます。認知症を含むさまざまな神経疾患の評価に役立ち、以下のような情報が得られます。
脳の萎縮(脳のボリュームの変化)
- 加齢性の萎縮や、アルツハイマー型認知症などによる萎縮の程度を確認できます。
- 側頭葉や海馬周囲の萎縮の有無は、認知症の鑑別に重要です。
- 変化の進行状況を、過去画像と比較して評価することも可能です。
脳出血の有無
- 急性期の脳出血(くも膜下出血、脳内出血など)を迅速に発見できます。
- 急な意識障害や頭痛の際に、非常に有用な検査です。
脳梗塞・血管の障害
- 脳梗塞の一部はCTで確認できます(ただし超早期の小さな梗塞はMRIの方が得意です)。
- 過去の脳梗塞後の傷跡(陳旧性梗塞)や、脳の虚血による変化も評価できます。
- 脳血管の石灰化や動脈硬化の程度が分かることもあります。
水頭症(脳脊髄液のたまり)
- 脳室が拡大しているかどうかが明確にわかり、正常圧水頭症など、歩行障害・認知機能低下をきたす病気の診断に役立ちます。
脳腫瘍・頭部外傷の評価
- 腫瘍や脳の腫れ、出血、骨折などが把握できます。
- 転倒や頭部打撲の後の異常を調べる際にも利用されます。
その他の構造異常
- 脳の先天的な形態異常
- 副鼻腔の炎症、頭蓋の変形 など
副所見として診断に役立つ情報が得られます。
検査の特徴
- 撮影時間は数分 と短く、体への負担が少ない。
- 痛みはありません。
- MRIが難しい方(閉所恐怖症、体内金属がある方など)でも検査が可能。
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